朝起きられない

寒くなるにつれて、朝起きられず事業所に遅刻する日が増えてきました。

今日はそのことで支援員さんと面談し、事業所に行く時間を遅くしてみることになりました。

しばらくは、お昼に行って午後の訓練のみ参加する、というスケジュールを試します。

 

冬場に朝起きにくくなる傾向は大学生のころからあり、就労移行1年目の昨冬はわりと持ちこたえたのですが今年はやっぱりダメそうなので、わたしの苦手なところなのでしょう。

 

「苦手とわかったなら、克服しようとするんじゃなく環境を変えてみたら?」

「遅い時間を試すことは後退ではない、むしろ前進だよ」

と支援員さんに言われ、なるほどと思う部分もありました。

このままずるずると遅刻を繰り返すより、たとえば11時始まりなら安定して通えています、と言えた方が企業に安心してもらいやすいだろうし、わたしも自信を持てるでしょう。

 

でも、「朝起きる」という多くの人にできることが自分にはとても難しい、その事実は結構受け容れがたいもので。

情けなく、悔しい気持ちがあります。

学生時代の名残か、「朝起きられない=怠惰」という価値観が根強く自分の中にあるので、起きられないことでとにかく自分を責めてしまいます。

また、朝起きることは雇われて働く上で基礎となること、という考えもあるので、それができていない自分は働けないのでは...と破局的な思考に陥ってしまいます。

 

でも、もしかして、たとえば「聴覚が過敏なので耳栓を使う」と「朝起きるのが難しいので遅い勤務時間を選ぶ」は、それほど変わらないことなのかしら。

もちろん、早く寝る、起きやすい環境を整える、家族の力を借りるなどできることは全部したうえで、それでもできないので遅い時間にさせてください、だけど。

 

就労移行の利用期間も1年を超えました。

残りの時間を有効に使って就職できるように、まずは午後の訓練に確実に参加して実績を積み上げつつ、視野を広く持って自分に合う仕事を探したいと思います。